この記事では、10月10日(土)放送の、『恐怖新聞』最終回 第7話のあらすじ〜ネタバレ感想をお届けしています。
第6話では、怖すぎる桃香や、新しい恐怖新聞の契約者に注目が集まりました。
そして第7話は、いよいよ最終回。
詩弦は恐怖新聞とどう決着をつけるのか!ラストは驚きの展開が待っていそうです。
- 『恐怖新聞』最終回 7話のあらすじ
- 『恐怖新聞』最終回 7話のネタバレと感想
『恐怖新聞』最終回(7話)あらすじ・ネタバレと感想!詩弦の最後は!?
目次
まず10月10日(土)放送前にあらすじをお届けします。
最終回(7話)のあらすじ
詩弦の決意
前世を知った詩弦は、避けられない運命と腹をくくり誰かのためになろうと決意。
一度は恐怖新聞の契約が母・歌子に渡るが、詩弦は再び意を決し、恐怖新聞の契約者に。
詩弦は恐怖新聞の力(予言)を使い、亡くなっていたであろう命を救うことに力を注いでいた。
自作自演
人々の命を救っていた詩弦であったが、詩弦の行動は世間には受けいられず・・。
ネットでは『ヒーロー気取りの偽善者』として取り上げられていた。
過去に命を落とした、詩弦の父である蔵ノ介や、桃香のことまで掘り返され、自作自演だと叩かれる始末。
更には『あんたがこの世からいなくなればいい』
そんな暴言まで受けるように・・。
姿を消す詩弦
1年後、詩弦は京都の街から姿を消していた。
またその一方で、桃香の件で拘置所に入っていた勇介の元を歌子(黒木瞳)が訪れる。
勇介には、詩弦が恐怖新聞の予言を使い、人の為に頑張っていることを伝える。
また、勇介には『私のことは忘れてください』という詩弦からの伝言を伝える・・。
篠崎が契約者に!?
篠崎は詩弦を探すため、歌子の元を訪れていた。
恐怖新聞を引き継ぎたい篠崎と、詩弦を守りたい母・歌子。
歌子は、人を助けることに疲れ果てた詩弦を守るため、恐怖新聞の紙とペンを渡す・・。
最終回(7話)のネタバレと感想!詩弦の最後!?
ついに今夜!!#恐怖新聞 最終回です!!ぜひ!!!!!!! https://t.co/jvFglnbpTn
— 白石聖 (@shiraishi_sei) October 10, 2020
10月10日(土)いよいよ最終回を迎えました。
まさかこんな後味の悪い結末になるとは・・というラストです。
詩弦は救われてほしかったのですが、それだけヤエの業が深かったということなのでしょうか。
人助けに奔走する詩弦
先週の覚悟を胸に秘めた詩弦は、恐怖新聞の予言をもとに人の命を救うために動いていた、という話から今回は始まりました。
落雷を予言し、多数の人の命を救ったにもかかわらず、ネット上では散々な言われよう・・。
特に、消火器を落とそうとしていた女性の言い草はとんでもなかったという印象です。
というより、桃香や父親の死に関する詩弦の情報はどこから漏れたのでしょうか。
詩弦は詩弦なりに、恐怖新聞と向き合い、その力を人助けに使おうとしていたのですが、世間には受け入れられないというのが何とも、現代を感じさせてくれました。
詩弦の苦しみがまだ終わっていないという暗示は、このときからされていたのだと、ラストまで見たときに話が繋がりました。
歌子の面会
場面は1年後となり、桃香を殺害した罪で拘置所に入っていた勇介のもとを、歌子が訪れました。
まだ勇介の判決は出ていなかったということです。
ここでの主な話題は、刑事の篠崎に関することでした。
アシカガの名前を使い、詩弦を事故の現場に呼び寄せていたのは篠崎だったのです。
これは篠崎が、詩弦が死ぬことで恐怖新聞の契約が前の人物へ戻ることを知っていたためでした。
耳に痣のある男・蜷川(冬夜)は既に死亡しているので、詩弦が死んだ場合、さらにその前の契約者である蜷川の妹へ、恐怖新聞は戻ります。
蜷川の妹から、恐怖新聞の契約を受け取るつもりで、篠崎は詩弦を狙っていたのでした。
歌子はこの、篠崎のたくらみに気づいていました。
恐怖新聞を契約する目的が、金儲けのためであることも・・。
結果、篠崎は「詩弦を助ける」という名目で恐怖新聞の契約権を手に入れましたが、直後に大量の恐怖新聞を目にしたことで、あという間に寿命を吸われ尽して命を落とします。
強欲な篠崎らしい末路でしたが、同時にこんな使い方もできるのかと、びっくりさせられました。
歌子の正体
しかしこの面会の場面の歌子には、言動に不自然な点が見られました。
咳を繰り返し、篠崎は「私の」命を狙っていたと言いかけて、急に「詩弦」と言い直したり。
それもそのはずで、この歌子は実は寿命を吸われた詩弦でした。
もう詩弦に先がないことを知った歌子が、「私として勇介に会いに行って来たら?」と、詩弦を送りだしていたのです。
「詩弦からの言伝」として、自分の思いを詩弦は勇介に伝えました。
「私のことは忘れてほしい。」「巻き込んでしまってごめんね。」の言葉に勇介は、「結局何もできなかった」と答えます。
しかし、勇介が勇介なりに頑張ってくれたことを、詩弦は知っていました。
その思いを押さえることができなかったため、結局この「歌子」が詩弦であることは勇介に知れてしまったのですが、このやり取りを通して、二人の思いはきちんと通じ合っていたのだということは伝わりました。
だからこそ、その夜桃香の怨霊?に魘され、拘置所内で勇介が死んでしまったときには驚きました。
結局、桃香も勇介も恐怖新聞に翻弄され、最期まで呪いの影響を受けたままだった、ということなのでしょう。
それにしても桃香の怨霊の、布団の中から現れる姿はなかなか恐ろしかったです。
映画「呪怨」の伽耶子のオマージュでしょうか。
桃香自身が、勇介や詩弦をどこまで本気で憎んでいたのか、それともあれは恐怖新聞の呪いの一端なのか、はたまた勇介の罪の意識が見せたものなのか。
一抹の謎が残りました。
新たな「配達人」
一方、寿命が尽きようとしている詩弦の元には、かつて救った少女からの手紙が届いていました。
確かに救えた命があったことを噛みしめながら死んだ詩弦は、またあの「この世とあの世の境」で鬼形礼と話すことになります。
曰く、鬼形礼もかつて人であり、寿命を吸われ尽して死んだ後に配達人となった。
恐怖新聞に寿命を吸われて詩弦は、生まれ変わってヤエが犯した罪の償いを続けるか、配達人となるか選ばなくてはならないとのことです。
詩弦が配達人となることで、鬼形礼は救われ、生まれ変わることができるようになると知った詩弦は、自ら配達人となり、鬼形礼を救う道を選びます。
これによって恐怖新聞は、詩弦の前に一時契約者となっていた歌子の元に届くようになるのですが、どんな形であっても詩弦に会えることを歌子は喜び、結果そのまま命を落としました。
歌子は、全編通して愛情深い母親として描かれていたと感じます。
これはおそらく、私利私欲のために孫を異形に変え、娘を苦しめ、娘の夫を殺害したヤエとの対比の意味もあるのではないかと私は思っています。
歌子の愛情が、少しでも詩弦の救いになっていたらいいと思います。
拡散する恐怖新聞
独善的な正義より多少の悪の方が生き残る。世の中の常だわな。 #恐怖新聞 pic.twitter.com/eepYItISQG
— に@やらかいはぁと (@Nishitaku_SubA) October 10, 2020
歌子が死んだことにより、恐怖新聞は結局、蜷川の妹の元まで戻りました。
再び手元に来るようになった恐怖新聞を、彼女は何と裏紙として利用し、アンケートを印刷してばら撒くことを考えついたのです。
これによって恐怖新聞はあちこちに拡散することになってしまいました。
実は視聴しながら密かに、「恐怖新聞を複数枚に切り分けて、そのすべてに名前を書かせたらどうなるのだろう」という疑問を持っていたのですが、最終回でその答えが明らかになり、何とも言えない気持ちにさせられました。
切り分けられても、恐怖新聞は恐怖新聞。
切れ端であっても名前を書いたら契約が成立!「デスノート」と同じルールが適用されることがわかりました。
新たな苦しみ
拡散した恐怖新聞を受け取ることになった人物の中に、かつて詩弦が命を救ったあの女の子がいました。
大学生となっていた彼女は恐怖新聞のことを相談した友人から、自分の命の恩人が恐怖新聞を使って人助けをしていたこと、それをネットで叩かれていたこと、そしてその女性は寿命を吸われて死に、今は配達人をしていることを教えられます。
これだけメジャーな存在となった恐怖新聞ですが、それでも契約者が疎まれる構図は変わらない、という事実が何とも皮肉を感じさせてくれました。
少女が友人たちから縁を切られ、恐怖に苦しむ姿は、生きていた頃の詩弦の姿そのものです。
詩弦は配達人となったことで、確かに救えた命だったはずの存在まで、苦しめ脅かすようになってしまっていたのでした。
配達人として少女の前に現れた詩弦に、少女は叫びます。
「こんなことをするなら、どうしてあのとき助けた」、「苦しめるくらいなら、あのとき見殺しにしていればよかったじゃないか」
この言葉に、詩弦は恐怖新聞の配達を断念。
やはり詩弦は、非情にはなりきれなかったのです。
最悪の結末へ
朝起きても、昨晩の『#恐怖新聞』最終話の光景が頭から離れない(笑)#恐怖新聞 pic.twitter.com/VwDll9Ubf4
— ルミナス (@nascadelta) October 10, 2020
配達人としての任務を果たせなかった詩弦の元に、生まれ変わったはずの鬼形礼が現れます。
なんと、彼が詩弦に語ったことは、全部嘘。
最初から鬼形礼はヒトでなどなく、件によって詩弦を苦しめるために遣わされた鬼だったのでした。
そして鬼は、地獄で罪人を苦しめる存在であり、詩弦は鬼形礼に捕まり、地獄へと引きずり込まれてしまいます。
思えば配達人になったあとも、詩弦にとって苦しい状況が続いていたことは不審と言えば不審でした。
歌子の死、拡散される恐怖新聞、救ったはずの存在を苦しめることになった現状、すべて詩弦にとっては辛いことの連続です。
これはすべて、件(くだん)の策略だったのでしょう。
町では、そんな詩弦の噂が囁かれ続けます。
人を助けたはずなのに、善いことをしたはずなのに、詩弦はネットを騒がせたひととして一時の噂になり、消えていくだけの存在にされてしまったのでした。
まとめ『恐怖新聞』最終回(7話)あらすじ・ネタバレと感想!詩弦の最後は!?
なんとも、後味の悪すぎる結末になったドラマでした。
いくら善行を積んでも、前世の罪が重すぎると救われることはない、ということなのでしょうか。
それとも、恐怖新聞というもの自体に、人間を不幸にする呪いがいつの間にか備わってしまっていた、ということなのでしょうか。
良き人間であろうとした詩弦が救われてほしいと、思いながら見ていたためになんともやるせない気持ちが強いです。
しかし、この「後味の悪さ」は、ある意味ジャパニーズ・ホラーにありがちな結末であるという感覚もあり、気持ちを上手く整理するのが難しいです。
最終回のこの結末を把握したうえで、また第1話から見直したら、それぞれの人物像やストーリーの解釈に、また新たな発見ができそうな物語だと感じます。
誰も救われない結末にした意図は一体何だったのでしょう・・。
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