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ドラマ『のだめカンタービレ』最終回(11話)ネタバレと感想!

2020年9月『のだめカンタービレ』の再放送が決定!
多くのファンが待ち望んでいた『のだめ』が、ついに地上波で再放送です。
この記事では、ドラマ『のだめカンタービレ』最終回のネタバレと感想を掲載しています。
また、全11話の無料視聴方法も紹介しているので、是非最後まで御覧ください

この記事の内容
  • 『のだめ』ドラマ最終回ネタバレと感想!
  • 『のだめ』動画の無料視聴方法!

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ドラマ『のだめカンタービレ』最終回ネタバレ!

目次

のだめの里帰り

福岡県大川市から話は始まります。
のだめは実家に帰っており、のだめにそっくりのにぎやかな家族に囲まれながらも、のだめはまだ落ち込んだままです。
帰ってから一度もピアノを弾いてないと家族も心配しています。
のだめはコンクールの後まるで抜け殻のようにだらけた生活を送っていました。

最後の引き継ぎ

その頃、真一は留学に行く上での引き継ぎをしていました。
クラシックライフの大川さんに新しい指揮者の手配をしてもらうついでに「なぜここまで良くしてくれるのか」と尋ねます。
彼は「歴史に名を残す音楽家には才能だけではなく人との大事な出会いがある。
僕もそういう人物の一人になりたい」と答えます その後、オーケストラメンバーとクリスマス公演の成功を祈願して飲み会を開催しました。
一度は真一に断られたSオケのメンバー達も実力をつけ、無事オーケストラのメンバーになることができました。
その席で、真一は自分の代わりになる新しい指揮者を発表します。
その名は松田幸久といい、若手ナンバーワンの世界的な指揮者でした。
メンバーは大喜びで歓迎し、これで真一がいなくなった後の事の心配もなくなりました。

真一、のだめを追いかける

真一が家に帰ると、そこに置かれた懐中時計とRSオーケストラのチケットが目に止まります。
同時刻、裏軒では峰達がのだめはまだ落ち込んでいるのかを気にかけています。
のだめの話題でふと思い出した峰の父親は真一に電話をかけ、彼女が実家に帰っている事を真一に伝えます。
峰が気を利かせ、しばらく練習を中止するように申し出、真一にのだめの元へ赴くための時間を作り出します。
真一は連絡のつかないのだめに業を煮やし、のだめの実家から送られた宅配便の伝票を頼りに彼女の実家に赴きます。

忘れられないコンクールの記憶

その頃のだめはのんびりと地元を散歩します。
落ち着いた環境で過ごしていると、ふとコンクールの演奏が脳裏によぎります。
のだめは家に戻ると、久しぶりにピアノに手を伸ばしました。
コンクールのときに演奏したシューベルトを奏でていると、祖母がそれを聞き褒めてくれました。
祖母の拍手を聞いて、のだめはコンクールの時の観客の拍手を思い出します。
祖母が「その大会は楽しかったとね?」と尋ねると、のだめはただ「うん」と答えました。
のだめは携帯の電源を切っていた事を忘れており、電源をつけるとたくさんのメールが届いてたことに気付きます。
江藤先生からのメールしか無い事にのだめはがっかりしますが、そのメール中でコンクールの審査員のオクレール先生の勧めで、フランスの音楽院の推薦が来ており 、願書の期限が迫っている事を知ります。

真一福岡に到着する

福岡についた真一はのだめが住む大川市への交通網を探しますが、すぐには見つからなかったためタクシーに乗り込みます。
タクシーを走らせていると佐賀方面へと進み、メーターが1万円をゆうに越え、焦りが出てきました。
結構都会だと言っておきながら、どんどん田舎の方へ進んでいく事で、のだめがこれまでついてきた些細な嘘が頭をよぎります。
そして、コンクールの時にかわした「あの舞台でピアノを弾いて楽しくはなかったのか?」という会話にも嘘があったのではと気付きました。
そこにのだめから着信がかかってきます。
今どこにいると尋ねますが、そのやり取りの最中、タクシーの窓からのだめが歩いている姿が目に止まりました。 のだめは電話で留学することを真一に告げます。
タクシーから降りた真一はのだめの元に行き背後から抱きしめ、「一緒にヨーロッパに行こう」と告げました。
ロマンティックなムードで二人は抱き合いましたが、その様子を偶然にも船で通りかかったのだめの父に目撃されてしまいました。
場所はのだめ宅に移り、真一も同席の元、のだめが留学を決意した事を家族に告げます。
その際に真一の話題になり、こんなかっこいい彼氏がいたのかと家族は大喜びでした。
真一の弁明も虚しく、家族はすっかり盛り上がってしまい、そのまま真一は一泊することになりました。

留学の未来を語り合う

真一がのだめの部屋を訪れ、留学の話をしました。
のだめはパリに留学し、真一はプラハに行くことがわかりました。
その距離は東京と佐賀ぐらいだといい、のだめは間を取って大阪に二人で住みましょうと言います。
まずは試験に受からなければ話にならないと真一は怒り、のだめにピアノを弾いてみるように言います。
のだめはコンクールで弾いたショパンのエチュードを弾くと言いますが、全く手が回っておらず、ピアノの腕前がすっかり鈍っていました。
急いで帰って練習するためにのだめを東京に連れて行こうとしますが、のだめの父親に呼び止められ、その際に真一はのだめの父と二人きりで話す事になりました。
その時のだめの父からは留学について不安に思っている事を打ち明けられました。
父はのだめがトラウマを抱いた過去を打ち明け、「プロのピアニストになるという事は、ただ楽しく弾けばいいというものではない」と踏まえた上で、娘が厳しいピ アノの世界には向いてないのではと心配します。
真一はのだめ演奏についての感想を語り、何より自分がのだめの演奏が好きである事を告げます。
のだめの父はそれを聞いて、感動し真一を息子と呼び、抱きついて喜びました。
その後のだめの家に帰り、ごちそうを振る舞われますが、その雰囲気にすっかり侵食され、まさにここがのだめを育んだ温床だと痛感しました。
その後、のだめ達は東京に戻り、最後の公演で慌ただしくなる前に、記念撮影をします。
そのままいつものようにリハーサルを見学しようとしているのだめをつまみ出し、自分の勉強をするように言います。
その際に真一は「パリで待っているからと言いました」 実は真一の父親がプラハで活躍していたため、親の七光りと呼ばれるのを嫌い、急遽留学先をパリに変更したのでした。
期せずしてのだめと同じ留学先になったわけですね。

クリスマス公演

サントリーホールでのクリスマス公演が始まりました。
まずは三木清良をソリストにしたカルメン幻想曲を成功させ、オーケストラの進化を見せつけます。
そして次は、ベートヴェン交響曲第7番、真一達が初めて指揮した思い出の曲です。
メンバー達とこれまでの思い出を振り返り、最後の曲の前に皆涙ぐみます。
そしてのだめはシュトレーゼマンと再開します。
彼も真一の演奏を聞きに来ていました。
のだめはシュトレーゼマンに自分も音楽と向き合い留学することを報告します。
それを聞いたシュトレーゼマンは微笑みで答えました。

のだめは真一にも合ってくれるように頼みますが、シュトレーゼマンは真一ならば大丈夫と言い、客席へと戻ります。
そして休憩が終わり、ベートーヴェン交響曲第7番の演奏が始まります。
この曲を聞きながら、のだめは真一との出会いを回想します。
真一がシュトレーゼマンに転科届けを破られた事、粘り強くお願いし転科を認められた事、気絶したシュトレーゼマンの代わりに初めて指揮をしたこと、失格だと言 われた事、シュトレーゼマンに教わってきた事。
そのすべてを表現しました。
演奏は大詰めに差し掛かり、峰からアイコンタクトが出ます。
それはSオケの時にも行ったパフォーマンスの合図。真一はそれを了承し見事なフィナーレを飾りました。
演奏が終わり、拍手が鳴り響く中、涙を堪えながら真一は観客にお辞儀をして、物語は終わりました。

ドラマ『のだめカンタービレ』最終回(11話)の感想!

これにて、のだめカンタービレの最終回が終わりました。
音楽を学ぶ中で、特に千秋真一が指揮者として成長する中で、人々が互いに影響を与え合い、成長していく様が実に美しく描かれていました。
物語は真一とのだめを中心に進んでいきますが、真一は『人間としての成長』、のだめは『音楽家としての成長』がテーマになっていたように思えます。
この成長は『トラウマの克服』という形で描かれていました。
そして今回のエピソードのゴールである『二人で一緒に海外留学をする』という結末は、真一とのだめ二人のトラウマ克服が必要不可欠で、それを見事に演出したス トーリー構成の美しさを感じました。
まず真一は最初から海外に行き、世界的な指揮者になる事を目標にしています。
しかし、幼い頃のトラウマによる飛行機恐怖症で、音楽の才能があるにも関わらず海外に行くことが出来ずにいました。
そして日本の閉塞的な環境で周囲を見下しながら、どうにもならない現実を前にくすぶった日々を送っていました。
しかしのだめや峰と知り合い、個性豊かな演奏の伴奏をする中で、そしてSオケを指揮する中で、他人を理解する事を学んでいきます。
真一は周囲の誰よりも音楽の素養があり、真一の言うことは音楽的には『正しさ』そのものでした。
この時点からすでに音楽家としての真一の水準は世界的に見ても水準以上にあったと予想しますが、指揮者として人間としてまだまだ未熟な点がありました。
物語を通して、オーケストラには様々な人たちがいて、シュトレーゼマンから指揮者として皆をまとめるには正しいだけではいけないことを学んでいきます。
シュトレーゼマンが去った後も、今日本で出来る事を探し出し、新しい仲間たちとの出会い、その都度音楽を通じて壁にぶつかり、指揮者として人として成長を余儀なくされます。
その結果、真一の周りには多くの人達が集い、いろんな人が真一の夢を後押ししてくれるようになりました。
そしてついにはトラウマを克服し、憂いなく海外に行くことが可能となりました。
真一のトラウマの解消は形だけ見れば、素人(のだめ)による催眠療法というややコメディに偏った解決法になっていますが、重要視すべきは真一の海外行きを願い 、手を差し伸べる多くの人々の存在です。
物語の始めでは、周囲の人間は皆、真一の容姿や才能に憧れ遠巻きから眺めるだけでした。
しかし最後には真一自ら多くの人達の輪に加わり、互いに影響を与え、尊敬される存在に代わりました。
ここに真一の人間としての成長が集約されていると思います。
これに対してのだめが根本的に真一と異なる部分は、彼女はそもそも海外留学するつもりはなく、幼稚園の先生として平凡な日常を過ごす事を目指していました。
それが真一と出会い、行動を共にする中で、演奏家として音楽に接する楽しみを覚え、ピアニストとしての第一歩を踏み出します。
作中で語られたようにのだめも幼少期の出来事からトラウマを抱えていました。
のだめはわかりやすく言えばピアノの天才です。
幼い頃、音大に通っていた近所のお姉さんの演奏を聞いただけで、その曲を再現してしまうほどの耳の良さ、指の器用さを持っていました。
驚いたお姉さんはのだめ に早いうちからピアノを習わせるように家族へと勧めます。
しかし、のだめが才能を発揮する度に、周囲の期待は次第に大きくなり、ある時それが原因で行き過ぎたスパルタ指導による暴力事件へと発展してしまいました。
これによりのだめは音楽を勉強することに対して拒絶反応を抱いてしまいます。
物語の中でそのトラウマが表層化してこなかった原因は、期待されなくなったからですね。
音大では落ちこぼれとして扱われ、落ちこぼれ専門の谷岡先生の元で、好きにピアノを弾くことが出来ていたので問題は起こりませんでした。
そもそも、のだめのトラウマが表層化したきっかけは真一のトラウマを解消させた事からでした。
実際の所、のだめには真一のトラウマを克服させず、そのまま日本で一緒に暮らすという選択肢もあったんですよね。
これは作中でも催眠術をかけるのを躊躇したり、懐中時計を部屋の片隅にしまったりするシーンから伺えます。
しかしのだめは真一の演奏を聞き、感動し、そして日本から出られずに苦しみもがいている真一を間近で見て、彼のトラウマ解消に協力することを決意しました。
しかし、これによって海外に行ってしまう真一と一緒にいるための理由が必要になりました。
おそらく最初は不純な動機で、自分も留学すれば真一と一緒に居られる程度のものだったのでしょう。
しかしその過程でのだめは自分のトラウマを乗り越える必要に迫られます。
コンクールに求められる演奏は音楽と向き合う演奏であり、音楽への理解と正確さが求められます。
それはのだめが今までずっと避けていた厳しいレッスンが必要なものでした。
それでものだめは真一についていきたいが一心で厳しいレッスンを乗り越え、コンクールの予選を通過していきました。
その過程で、観客から送られる惜しみない拍手を聞き、演奏家としての楽しみを見出し始めたのです。
コンクールが終わった後の真一との会話や、福岡での家族とのやり取り、そして福岡まで追いかけてきた時の真一との再会のシーンで、演奏家としてののだめの成長を感じる事が出来ます。
のだめカンタービレは作中で語られていた「歴史に名を残す音楽家には才能だけではなく人との大事な出会いがある」という言葉が物語全体を貫く強いメッセージとして語られていたと感じました。

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かわきち
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FODのおすすめPOINT
  1. ドラマ『のだめカンタービレ』全11話
  2. ドラマ『のだめカンタービレ in ヨーロッパ』全2話
  3. 劇場版『のだめカンタービレ』最終楽章 前編&後編
  4. アニメ『のだめカンタービレ』全話

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かわきち
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