ドラマ『のだめカンタービレ』6話ネタバレと感想！

宴のあと

真一の演奏に触発されて、のだめは一心不乱にピアノに打ち込む事になりました。
しかし夢の中でシュトレーゼマンが現れ「それではオーケストラに合わせられない。
今のままでは無理、『もっと音楽と正面から向き合わないと』と言われ飛び起きます。
かたや、真一が目を覚ますと、たくさんの女性に囲まれていました。
どうやらシュトレーゼマンとピアノコンチェルトを弾いた後、打ち上げとして夜の街を連れて回された事を思い出します。
しかし今度こそシュトレーゼマンは本当に帰国してしまいました。
残された真一達は進路を決めなければいけません。
それはSオケも同様、就活シーズンに向けて勤しんでいるSオケのメンバー達はSオケを解散するつもりですが、峰はそれに異を唱えます。
しかしメンバーたちは現実 に追われ就職活動で余裕がありません。
もやもやとした気持ちを抱えたまま、決断を先送りにします。

真一の下に音楽雑誌の記者が現れます。
記者達は先だって行われた真一とシュトレーゼマンのピアノ協奏曲を絶賛し、海外に行くべきだと言われますが、真一が海外にいけないトラウマを抱えている事を掘 り起こされ、気分を害し、その場を後にします。
進路を決めかねている真一の前に元彼女の彩子が現れます。
彩子とは昔からの付き合いでいつも音楽が原因で喧嘩してしまうようです。
彩子は思わず「音楽がなければもっとうまく付き合えるのかな」とため息をつきます。
時を同じくして、のだめが真一の部屋を訪ねて来ます。
そして先輩が弾いた曲を私も弾きたいと嘆願します。
真一はのだめの演奏じゃオーケストラが合わすことが出来ないと否定しつつも根負けし、学校で伴奏することになりました。
案の定のだめは自由奔放な演奏をし、真一は一定の評価はするものの、コンチェルト向けの演奏じゃないと見切りをつけようとしますが、しっかり合わせます。
外では人だかりが出来ていました。
素晴らしい演奏を耳にし、誰が弾いてるのかでもちきりです。
そこにはかつて真一と不仲になった江藤先生の姿も……。

Sオケ解散飲み会

他校から続々と新しいオーケストラのメンバー達が集います。
それぞれの楽器で優秀な成績を残した生徒たちが真一の下へ集まり、今後の展望に期待を寄せます。
その一方でのだめの担当の先生が江藤先生に変更になります。
かつて真一を教えていたエリート専門のあの先生に。
戸惑うのだめを前に江藤先生はハリセンを片手に自己紹介するのでした。

今回のエピソードでは皆が皆それぞれの将来に向かって進み出します。
前回の演奏の後、シュトレーゼマンが今度こそ日本を去り、真一は絶賛される傍らで、海外での活躍を嘱望される事になりました。
彼は飛行機恐怖症を抱えておりずっと日本から出られない現状に不安を感じていましたね。
期待される一方でそれが敵わない現状、そして周りが次々と進路を決めていく中で取り残されていく閉塞感の中もがいていました。
学生らしい生々しい卒業の場面を目の当たりにし、当時の気持ちが蘇る思いです。
結局、清良など優秀なメンバー達の協力もあって今出来る最高の環境で指揮者としてスタート出来る事になりました。
今出来るベストを尽くすのはとても真一らしいのですが、今回はそのリアリストな部分がとても心に刺さりました。
Sオケの仲間たちと今後もうまくやっていくと思いきや、実力が足りずに涙をのむことになったメンバー達の悲しい顔が忘れられません。
しかし彼ら、彼女らが上達すればオーケストラのメンバーに加えてもらえるとの事なので、成長して真一を見返す様子が今から楽しみですね。