日本人がメジャーリーグのシーズン後半戦でホームラン争いを独走するなど誰が想像したでしょうか?
しかも投手との二刀流をこなしながらです。
今、世界で最も注目されているスポーツ選手の一人が、日本人である「大谷翔平選手」です。
その類まれなる身体能力とたゆまぬ努力により、世界最高のメジャーリーガーへと成長しているのです。
そんな大谷翔平選手は、2021年8月20日現在「40本」のホームランを放ち、ホームランダービーを独走しています。
この記事では、そんな「エンゼルスの大谷翔平選手は本当にメジャーリーグのホームラン王になれるのか?」という疑問について解説していきたいと思います。

大谷翔平選手のプロフィールと今シーズンの成績(2021年8月20日現在)
目次
「打者成績」
打率:.272
本塁打:40本(両リーグトップ)
打点:88(両リーグ3位タイ)
安打:112
盗塁:18(アメリカンリーグ4位タイ)
長打率:.648(両リーグトップ)
「投手成績」
勝利数:8勝
敗戦:1敗
防御率:2.79
奪三振:120
大谷翔平選手はホームラン王になれる?
現在大谷翔平選手は40本のホームランを打っていますが、2位の「ゲレロJr.選手」が35本なので、今のところ独走態勢となっています。
しかし、ゲレロJr.選手も波に乗れば数試合連続ホームランを続けられるほどの実力の持ち主なので、まだまだ油断はできません。
シーズンの残り試合は「40試合」となっているので、ホームラン王のボーダーラインは50本塁打あたりではないかと言われています。
ホームランは数試合連続で打つこともありますが、その逆に5試合~10試合程度打てなくなったりすることもざらにあるものです。
シーズン終盤に差し掛かった現在はかなり連戦をこなしていますし、蓄積された疲労(特に大谷選手は二刀流でホームランダービーにも参加している)があるので、いきなりペースダウンすることも十分いあり得ます。
また、蓄積された疲労は怪我のリスクも高めてしまうので、残りの試合の中で故障してしまいゲレロJr.選手に向かれてしまう可能性も十分にあり得るでしょう。
しかし、世界中のメジャーリーグファンが投手との二刀流をこなしながらのホームラン王という偉業を期待しているのも確かです。
5本差をつけていることでかなり有利な状況であることには変わりありませんし、若干ゲレロJr.選手もペースダウンしている印象があるので、ぜひこのまま突っ走ってもらいたいところです。
打点王に10勝、20盗塁、防御率2点台、シーズンMVPも十分に可能性あり
エンゼルスの大谷翔平選手が今シーズンのメジャーリーグMVP最有力候補と言われる理由が、「ホームラン数だけではない」というところです。
前記したように、投手として8勝を挙げ、防御率も2点台後半というようにまさに異次元の活躍となっています。
また、打者としてもホームランだけでなく、打点が両リーグ3位で盗塁も18個と大車輪の活躍をしており、誰にも真似できない領域に足を踏み入れているのです。
仮にこのままの勢いでホームラン王&打点王、20盗塁、10勝、防御率2点台という成績を残したとしたならば、満票でMVPを獲得してもおかしくないでしょう。
まとめ
今回は、「エンゼルスの大谷翔平選手は本当にメジャーリーグのホームラン王になれるのか?」について解説してきました。
シーズン残り40試合で40本のホームランを打っているエンゼルスの大谷翔平選手ですが、2位のゲレロJr.選手に5本差をつけていることから、ホームラン王の可能性は高いと予想されています。
ただし、ホームランは蓄積された疲れや不調などによって打てなくなることも十分にありますし、怪我をしてしまう可能性もあります。
残り40試合。
打者としての偉業はもちろん、投手としての成績を合わせた「二刀流での異次元の成績」を期待しながら大谷翔平選手を応援しましょう。
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