2020年1月、イギリスがEU(ヨーロッパ連合)からの離脱を正式に発表しました。
EU加盟国からの離脱はイギリスが初めてです。
イギリスはEU加盟期間中、移民の増加等に対し不満を感じていたようです・・。
この記事で分かること
- イギリスのEU離脱はいつから?
- イギリスのEU加盟機関は何年?
についてまとめて見ました。
イギリスのEU離脱はいつから?
目次
EU離脱は2020年1月31に決定
イギリスは31日午後11時、日本時間の1日午前8時に前身の共同体を含め、合わせて47年にわたって加盟してきたEUから正式に離脱しました。
NHK NEWS WEB
2020年、1月31日(午後11時)に決定!
(日本時間:2月1日午前8時)
これまで統合・拡大を続けてきたEU加盟国の離脱は、イギリスが初めてとなります。
2016年イギリスがEUから離脱すべきか否かについて国民選挙が行われました。
- 離脱支持派:約1740万票(約52%)
- 残留支持派:約1610万票(約48%)
その結果、離脱支持派が、50%以上の票を集めました。
意見は二分していたようですが、EU離脱の判断に至っています。
約4年前の2106年6月23日。
当時のキャメロン首相が、EU残留を問う国民投票を実施されています。
ちなみに投票率は約72%だったとのこと。
EUとは?加盟国は何カ国?
European Unionの略
ヨーロッパの国々が集まってできた、ヨーロッパ(欧州)連合を表します。
主な目的(メリット)として
- 加盟国間の移動(チェック)の簡略化
- 輸出入制限の軽減・撤廃
- 加盟国間の経済協力・協力関係の維持
などが上げられます
EU加盟国は何カ国?
27カ国(共和国、王国、大公国)で構成されています。
主要加盟国
- 共和国(21)
- フランス
- ドイツ
- イタリア
- スペイン
- その他
- 王国(5)
- ベルギー
- デンマーク
- オランダ
- その他
- 大公国(1)
- ルクセンブルク
イギリスのEU脱退で、2020年2月時点の加盟国は27カ国となっています。
イギリスのEU加盟期間はどのくらい?
ドゴールがフランス大統領を辞任した後、再度イギリスは加盟を申請し、1972年、保守党のエドワード・ヒース首相時に加盟条約に署名した[81]。同年、議会は欧州共同体法1972(ECA 1972)を可決、1973年1月1日、イギリスはデンマークとアイルランドとともにECのメンバーになった。
ウィキベディア
イギリスがEUに加盟したのは1973年1月1日。
EU離脱が2020年1月31日なので、
EU加盟期間は47年間ということになります。
イギリスはなぜ、47年間という長い加盟期間を経て離脱に踏み切ったのでしょう?
- 権限の自由を取り戻したい
- 移民が増えてお金が掛かる、仕事が減る
こんなところにあるようです。
例えば、イギリス独自でやりたい事に対し、わざわざ加盟国にお伺いを立てなければいけない・・。
20以上も国があると調整にも時間がかかって大変です。
また、EUに加盟していることで、移民が約20万人/年間ほど増えます。
移民が増えると、病院や学校等を増やす必要があったり、仕事が減ったりといった様々な影響が出てきます。
【まとめ】EU離脱はいつから?イギリスのEU加盟期間はどのくらい?
イギリスのEU離脱はいつから?EU加盟期間は何年?という内容で記事を書かせて頂きました。
- 2020年、1月30日(午後11時)
EU加盟期間はどのくらい?
- 47年間(1973年〜2020年)
イギリスのEU離脱については、国民投票の結果からも分かる通り、意見が分かれ混乱していました。
そんな状況でEU離脱に踏み切ったイギリスの判断は正しかったのでしょうか。
今後どうなるのか気になります。
最後まで読んで頂きありがとうございました。